エッセイ

AM2:52。そうだ、エッセイを書こう。

ここ最近、自分の公式Instagramを開設したので、自分のサイトの整備もしようかなと思っていたのだが、その一環で自分のエッセイを書いていきたいなと思っていた。

しかし、なかなか自分のサイトの整備に手が回らず、それに伴ってダラダラとエッセイの執筆も遅れていた。が、今日、とりあえず書いてみようと思い立ったので書き始めた。

にしてもなぜこんなに遅い時間なのか。単純に眠れないからだ。

最近風邪を引いてしまい、ここ1週間ほど咳がひどくて、夜はなかなか眠れずにいた。横になると咳が止まらなくなってしまうのだ。

やっと少し良くなってきてはきたのだが、まだ少し横になると苦しいのと、単純に最近遅くまで眠れなかったので、身体が早く眠りにつけなくなってしまった。

自分は夜型なので、夜に活動すること自体は苦ではないし、むしろ夜は好きなのだが、次の日昼に起きると若干の罪悪感があるし、予定があると早起きが大変だ。

だからなるべく早く寝たいとは思っている。

だがしかし、寝れんのだ。

しかし、寝れないからといってスマホを開いたらもうおしまいだ。

ブルーライトで脳は活性化し、延々と流れてくるショート動画によってあっという間に6:00を迎えているだろう。

そして早朝に寝落ちし、昼過ぎに目が覚め、次の日するはずだった予定はぐちゃぐちゃ。私の理想の日曜日はガラガラと音を立ててあっという間に崩れ落ちるのは目に見えている。

そうだ、久しぶりに本を読もう。

私の布団の脇には常に数冊の本が置いてあり、いつでも読めるようになっている。が、大抵は寝る前にLINEやDMの返信を返し、ダラダラとSNSを徘徊し、スッキリして寝るという流れなので、なかなか本を開かずにいた。

厳密にいうと、電車に乗っている時に本は読んでいるのだが、Kindeで読んでいるので、紙の本を読むのはとても久しぶりだ。

あと1章残して読みかけだったSNS運用の本を読み終え、進撃の巨人第10巻を読み、星野源の最新エッセイをちょこっと読んだ。

やはり紙の本は良いな。

紙の質感によっても、その本の作者のこだわりが出るし、紙の明るさで、その本独特の雰囲気も出る。

残りのページ数がだんだんと減っていくのを指の腹で感じていくことで、時間やストーリーの流れが感じられて、それも良い。

それに何より、紙の本は読んでて落ち着くのだ。温かみがある。

Kindleも持ち運びがしやすく、文字サイズや明るさも変えられるし便利なのだが、やはりディスプレイを介すので目が疲れやすいし、文字が無機質だ。

紙の本にあるような、本の温かみがない。

小さい頃から本をよく読んでいたというのもあるだろうが、そんなわけで、私は紙の本が好きだ。

そんなことを思いながら源ちゃん(星野源さんのことを勝手に「源ちゃん」と呼ばせてもらってます。もちろん愛を込めて呼んでます。)のエッセイを読んでいるうちに、ふと思い浮かんだ。

そうだ、エッセイを書こう。

そもそもエッセイを書きたいなと思ったのは、もっと自分のことや考えていることを表現したいと思ったからだ。

自分は人よりも何倍も色んなことを考えすぎてしまうのだが、小さい頃にその考えを伝えようとしても、何を言っているのか理解してもらえず、取り合ってもらえないことが多かった。

だから自然と、自分の考えていることは隠して、自分の中でだけ答えが出て完結するよう、自分の考えていることが表に出ないように会話をするようになっていた。

そのことに最近気づいたので、自分をもっと表現して、自分のことをもっと人に知ってもらいたいと思うようになった。

そこで行き着いた1つの方法がエッセイだった。

この思いを、今言葉にしてみよう。

そう思い立ってMacbookを開いた午前2時52分。

眠れぬ風邪ひき大学生の頭の中を、少しは表現できたかなと思い、少々の満足感がある。

だがしかし、問題がある。

パソコン、使っちゃってるじゃん。

ブルーライト浴びちゃった。

現在時刻AM3:34。

眠れぬ大学生の日曜日は、崩壊目前だ。

2024/11/3 Noa

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