【注意喚起】偽物AirPods Proの見分け方【実物あり、チェックすべきポイント紹介】
こんにちは、Noa / のあです!
突然ですが、皆さんはメルカリは使いますか?僕は不用品をリサイクルショップなどよりも高く売れますし、欲しいものを安く手に入れることができるのでよく使っています。
そんな便利なメルカリですが、一部商品ではフェイク・模倣品がさも本物かのように売られていることもしばしばあります。そして中でも、模倣品が多い商品として代表的なのが「AirPods」シリーズだと思います。
僕も先日、メルカリで偽物のAirPods Proを購入してしまいました、、。
せっかくなので、実際に届いた偽物を正規品と比較しつつ、どのようなポイントで見分けたらいいのかを調べましたので、お伝えしていこうと思います!
【レビュー】
少し安めで中古のAirPods Proを探していたのですが、たまたまAirPods Proの第二世代新品・未使用品が1万円代前半で売っていて、画像を見ても特に怪しいところは見当たらず本物のようだったので購入してしまいました。
実際に届いて見てみると、、
一見普通で、外箱はおそらく本物だと思います。
充電ケースもぱっと見は特に本物と遜色ない見た目でした。
ただ、ここからよく見ていくにつれて、
・新品、未使用品との記載があったのに擦ったような汚れが付着している
・ケース後ろ側の印字が無い
・ケース上蓋内側の印字が無い
・イヤーピースを外すと本体のイヤーピース取り付け部分の形状が違う
・イヤホン本体の印字のサイズ、書体が違う
などの本物とは違う箇所が見つかりました。
一つひとつ、本物とはどのように違うのか説明していきます。
〈ケースの汚れ〉
まずはケースの表面に付着していた汚れです。下の画像を見てもらうとわかると思いますが、ケースの表面にいくつか擦ったような汚れが付着していることが確認できると思います。
開封直後に撮影したものなので、自分で扱って付いた汚れでないことは確かですし、公式がこのような品質の製品を流通させるとは考えにくいですよね。
〈ケース後ろの印字が無い〉
次はケース後ろについてです。ここは見分けるポイントとして重要な箇所の一つですので、是非覚えておいてください。
正規品の充電ケースには、下記画像のようにヒンジ(銀色の曲がる部分)の下に印字がされています(画像下段)。しかし、今回購入したものには印字がありませんでした(画像上段)。
また、比較画像は出せないのですが、印字があっても文字の大きさが違う偽物も存在するようなので、よく見て他の部分も併せて確認する必要がありそうです。
〈ケース上蓋内側の印字が無い〉
このポイントが見た目では一番大切かもしれません。正規品にはケース上蓋の内側に印字がされていますが、今回購入したものにはありませんでした。個人的には、ケースの内部の印字なので、形状的にも印刷が難しくてコストがかかったりして印字されていなかったのかなと思いました(全く根拠はない推察ですが、、)。
〈イヤーピース取り付け部分の形状が違う〉
これはAppleのホームページを事前によく見て覚えていたから気付いたものですが、イヤーピースを取り付ける部分の本体形状が正規品とは違っていました(下記画像)。
ちなみに正規品は下記の画像のようになっていて、イヤーピースを本体に埋め込むようにはめる形状となっています(下記画像はAirPods Pro第二世代)。
〈イヤホン本体の印字のサイズ・書体が違う〉
本体には左右を区別するために、正規品にもL/Rの印字がされていて、今回購入したものにも同じく印字がありました。しかし、よく見るとその印字も正規品とは違うものでした(下記画像参照)。
分かりにくいとは思いますが、右側が正規品で、左側が今回購入したものの印字です。正規品の方が細文字で薄い印字となっています。偽物の方が印字が濃く大きくて、俯瞰してみても存在感のある印字となっていて違和感を抱かせます(下記画像)。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
上記のような特徴の他に、実際に接続してみると正規品であれば設定画面からAirPodsの細かい設定画面を開くことができるようです。僕が購入したものも、端末との接続時にAirPodsとのペアリングを知らせる正規の画面が表示されましたが、設定を見てみるとAirPodsの設定画面は無く、その他一般のBlutooth端末と同じでした(端末名はAirPods Proと設定されていたようです)。
今回体験してみて、基本的にはフリマアプリでAirPodsシリーズを購入するのは避けた方が良いと思います。正規品だと高くついてしまいますが、安心料や偽物と本物を見分ける手間を省く手数料だと思えばまだ良いように思えますね。
しかし、どうしてもフリマアプリで購入する場合には、新品未使用品の場合には、購入の証明となる領収書・レシートを確認できるもの、中古の場合には上記で紹介してきたような本体の特徴や実際に接続して設定画面からシリアルコードを表示した画面などを見せてもらうようにすると良いと思います。基本的に、購入証明書が無かったり、シリアルコードを見せてもらえないものはあまり信用できません(特にシリアルコードを見せてもらえないものは怪しい)ので、購入を控えることをお勧めします。実際に、リサイクルショップなどの信頼できるお店も購入証明書やシリアルコードなどで確認して引き取っているそうです。
また、外箱もフリマサイトで多く出回っているように、本物を用意することは容易ですので、あまり信用しない方が良いかと思います。
購入の際にはAmazonなどを利用すると、数%安く購入できたり、ポイントが付いたり、何より正規品を新品で購入することができます。AirPodsを買いたいけど、偽物を買いたくない!という人は是非、Amazonを利用する事をおすすめします。
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最後にはなりますが、今回の商品は出品者の方と連絡を取って返品し、取引キャンセルしてもらえることになりました。今回は無事に事なきを得ましたが、届くまでの期待も無くなりその後の対応も面倒なので、偽物は買わないに越したことはないですね笑
最後までお読みいただき、ありがとうございました!