【改革の術📜】生徒会で新しい活動を始める方法!🔥

 こんにちは、Noa / のあです。

 僕は小学校、中学校、高校の時に児童会・生徒会に所属していて、小・中・高どれも生徒会長を務めていました。生徒会運営をしていく中で、新しいことをどんどん取り入れてより良い活動ができるようにチャレンジしてみよう!というスタンスで活動していたので、何度か先生や周りの生徒にアイディアを提案し、そのアイディアを実現できたことも何度かありました。

 高校では病気などもあって、特に何かを始めたりはできなかったのですが、小学校の時にはベルマーク制度を学校に導入し、中学校の時にはコロナで中止になってしまった行事の代わりに、新しいオリジナルの行事を企画し、開催したことなどがありました。

 今回は僕がこれまで経験してきたことをもとに、学校を動かす提案・企画の進め方について3つのポイントに分けて解説していこうと思います。

1.内容を整理・構築する

 まずは、自分が何をしたいのかを明確にする必要があります。明確にするべきポイントを端的に表すと、「What (何を)、Why (なぜ)、How (どのように)」3点です。

 【What】

 自分はどのようなことをしたいのか、具体的に内容を書き出します。頭のなかで何となくイメージはあっても、実際書き出してみると意外とまとまっていなかったりして、自分の考えを客観的に見直すことができます。

 【Why】

 先ほど【What】で考えた事を、自分はなぜやりたいと思ったのか、を書き出します。このパートは一見関係ないように思えますが、後に他の人に意見を伝えるときに大切になってくるので、先に書き出しておくと良いです。

 【How】

 最後に、自分のアイディアを実際にどのようにやるのかをなるべく細かく書き出します。提案をする時には、相手に実現可能だと思わせること、そしてどのようにすれば良いのかを伝える必要があります。そのためには前もって、自分のアイディアはどのようにして実現できるのかを考えてまとめておかなくてはなりません。そのため、ここではなるべく詳しく書き出すようにすると、より説得力が増して実現しやすくなります。

2.提案する方法を考える、準備する

 提案する内容は先ほどのセクションで考えられたので、次はどのように提案するかを考えます。僕は主に2つの方法を使って提案していました。

 【1.提案書】

 先生方やどこかの組織に提案する時には、提案書を作成して提出することがほとんどでした。構成は、「問題提起、提案、まとめ」の三部からなっていました。問題提起の部分には「Why」を、提案の部分には「What」「How」を加え、まとめの部分ではそれまでの内容を踏まえて、改めて提案理由を書いて締めていました。提案は必ず「What」→「How」の順番で書くようにしてください。このようにすると、提案する内容の全体像を掴んでもらった後に具体的な方法を示すことで、実現可能だということを理解してもらいやすくなります。

 僕の提案書の書き方は、小学校5年生の時の国語の教科書に載っていた方法で書き始め、今でもその書き方がベースになっています。詳しい書き方については別の記事にまとめようと思うので、今回は割愛させていただきます。

 【2.プレゼン】

 プレゼンとはプレゼンテーションの略で、基本的には自分が提案する内容についてスピーチで伝えることです(発表にはレジュメやスライドなどの資料を用いることが多い)。プレゼンは主に周りの生徒会役員や他の生徒に向けて意見・提案を伝えるときに行っていました。

 プレゼンで話す構成は基本的に提案書と同じく、問題提起・提案・まとめ、といった流れです。ただ、プレゼンではただ提案書を読めば良いのではなく、話すことを前提とした原稿をあらかじめ用意しておく必要があります。また、話している情報を補完するためにも、スライド資料を作っておく必要もあります。プレゼンの話し方の構成だけでも多くの方法があるので、プレゼンの原稿の作り方や発表のコツなども、今度詳しくまとめたいと思います。

 

 上記2つの方法を使い分けたり、両方を用いて提案をしたりすることもありました。ただ、初めは成功こそしたものの、クオリティーは低く、簡潔にまとまっていないものでした。まして一番最初の提案書は手書きだったので、なおさら出来栄えは良くありませんでした。しかし、回数を重ねるにつれて次第にうまく書けるようになってきました。なので最初は納得いくものが書けなくても、他の人に見てもらったりして修正を重ねていけば、説得力のある文を書くことができます!

3.提案する

 ここまで準備したらあとは提案をするだけですが、いきなり提案する前に2つポイントがあります。

 一つ目は、いきなり校長先生や教頭先生など、上の先生に出さないようにすることです。陳情書的なものだったり、校長先生にしか出せないものであれば良いのですが、それ以外の提案については特別活動部や生徒会の担当の先生に出すのが無難です。なぜかというと、いきなり上の先生に出されると、その下の抜かされた先生達はあまりいい気がしませんし、管理職に出されても対応できかねる場合などがあるからです。これだけで通らないとはならないとは思いますが、その後の提案や進みやすさに影響が出ることもあるので、まずは一番近い先生に提案してみて、段階を踏んでいくのが得策です。

 2つ目は、なるべく味方を増やしておく、ということです。端的に言えば「根回し」なのですが、公に提案する前に自分が書いた提案書などを誰か信頼できる先生などに一度見てアドバイスをもらったり、意見を聞いて先に説得しておくことがおすすめです。全員に根回しする必要はなくて、一人でも肯定的な先生がいれば、職員会議などで検討する時にその人が必然的に説得してくれたりと、自分では関わり得ない部分でも自分にとって良い方向に影響してくれるのでお勧めです。これは必ずしも必要ではありませんが、難しい内容を提案する時などには事前に行っておくと、より意見が通りやすくなると思います。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 今回は僕の経験をもとに、学校などで何か提案をする時のやり方についてまとめてみました。提案は自分だけではなく、他の人と協力して行うとより説得力のある提案をすることができるので、是非周りの人を巻き込んで、より豊かな学校生活を作り上げていきましょう!

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【改革の術📜】生徒会で新しい活動を始める方法!🔥” に対して2件のコメントがあります。

  1. 最後めっちゃ画像貼ってあって面白かった。
    確かに紙などに書いていくのが良いと思いました!

    1. Noa / のあ より:

      コメントありがとうございます!
      画像大量に貼ってあったの気付きませんでした、、😇
      スマホからの編集画面では何の画像か表示されなくて分かりませんでしたが、、笑

      紙に書くの良いですよね!
      ちなみに、悩んでモヤモヤしてる時なども、8〜20分間、自分の思考をそのまま紙に書き続けると思考が整理されて落ち着くという方法もあるみたいです!

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